法螺貝の音が鳴り響きぱなし（笑） - アマイ　セイカツ(北村一輝日記）

ごきげんよう、お嬢様方。
昨日の寝つきは如何でせう？
満足と言う安らぎでぐっすりだったろうか？
それとも、「ふぉぉおおおおお！！」となる激情で眠れやしねぇ！だったろうか？
私は今ニヤニヤとワクワクが止まらぬ。ドキドキで胸が苦しい。「朝田先生を呼んでぇえええ！！」（違）

さて、いよいよ始動告知が始まった。
いきなり、数字が逆行し、「あら？タイムスリップ？戦国な自衛隊？」なんて、軽くつっこみを入れてみたりとこの時点では若干の余裕あり。
「チャーンチャララアアア♪」幾分、アメコミヒーローチックなＢＧＭが流れ出した。
これは私とって、既に脳髄に沁み込み、脊髄反射で脳内に「景勝映像」が再生されるシステムの起動音である。
「おお！始まる！」
ＴＶににじり寄る私。
「見えない。」と訴える家人。
背を見て学べ、家人。これが、来年一年間続く私の生きざまじゃ。てか、集中してるから、話かけないでくれぬか？

舞台は越後

動乱の戦国期

一人の男が現われる

「ブホ！？」
いきなり頭にどえらい的をつけた男が現われてきた。
「愛」て。
「愛」て！？（知ってはいたが、やっぱりディープ☆インパクト）
出オチですか、主役殿。
あのように清々しいお顔にあの兜って組み合わせが「時代のヒーロー」感を出してゆく・・んだろう。
てか、史実なんだから、仕方ない、あの愛の兜は（あの時代、誰も「それはっ！？」と止める人もおらんかったんだろう）

天下を争う戦国の世、義と愛を貫いて颯爽と駆け抜ける直江　兼続

ヲイヲイ、泣いてるじゃないか、兼続！
もっとカッコよい映像もあったろうに！
なんとも波乱を感じさせるＲＰ映像に、やばい・・ツッコミ切れるかなぁ・・と気合を入れなおす私（笑）
次に流れるは、５歳兼続。
ちょこまかと走る様子がなんとも可愛らしくて眼を細めてしまった。
んが。
次に御登場が「戦う神」軍神もしくは越後の龍、上杉謙信。
怖いよ！
物凄い顔で丸太切ってたよ！
どうしたんだ！？
お風呂の薪ならあるってば！！
黒い衣装をお召しになっていると、どうしても織田信長にしか見えないのは私だけ？
こら、与六、見ちゃいいけません！怖いおじちゃんが来るよ！（違）

そしてようやく景勝の幼少時代、喜平次登場。
なんと凛々しく賢そうな美少年。
そりゃ、謙信も養子にしたくなるわ（合ってるけど、微妙に違うってば）

北の空の運命に導かれるように

うんうん。兼続（与六）と景勝（喜平次）の出会い、そしてあの固い繋がりは運命だったのだな。

「常に守り離れぬ、北斗の七星」

あれ？・・・ケンシロウなの？兼続は？
すまん。私もうツッコミきれない。どうしよう、既に好きだこのドラマ。あらゆる可能性に満ち未知ているっ。
弁解させて頂くが、別に笑いばかりを求めていたわけではなく、きちんと「きゅん」ともしていた次第である。
だだ広い積雪のなか、雪ん子が二人。
背負うは喜平次。背負われるは与六。
「この喜平次のそばにいてくれぬか。」「はい！」
めんこい！なんてめんこいの！
そして、時は流れ「離れることのない永遠の主従に」
「兼続のいる場所は殿のお側をおいて、他には無いのです！」

景勝！！！！！！

なんてキリリと爽やかな眼差し。
あんなに「ラテン」な顔立ちなのに、時代衣装に違和感がない。流石だ・・。
そして、えらく若く感じる。
・・凄いな、やっぱり北村さんは。
「・・なのに、いつも失敗ばかりでぇ・・」
また、泣いてるのか！泣き虫だな！兼続は！（笑）
殿がめっちゃ無言で見てるじゃないか。
「ハンカチ・・ないのかな？えと。俺、なんか言ったほうがいいのかな・・」的な途方に暮れた顔してるじゃないか！
気を使わすんじゃない、兼続。殿は不器用な方なんだから！

はぁ。
来年は兼続くんにツッコんだり、景勝を観賞したり、景虎の美貌を眺めたり、三成の月代みたり忙しくなりそうである。
３分でこんなにお腹いっぱいなのに、来年からもつんだろうか（笑）