天地人17話感想

お船夫(信綱)死すで始まった17話である。
ここ数話迄に人死にが多い。あれか?新展開の為のキャラ入れ替え時期なのか?

別室へ運ばれるお船夫なのだが、仰向けだったんで「ちょ、背中斬られてるのに!」と妙な所が気になったが、まぁ、どうでもいい(ヒデェ)
それより、お船夫死す!の報告を兼続と殿が受けていた場面。
フォーカスが兼続に合いすぎて、並ぶ殿の姿がおぼろげになっちゃってる。
やめて!霞ませないで!次の死亡フラグが殿みたいになっちゃってるから!
などと、ハラハラしていたら、「直江家を継げ」とクリアな姿で殿が戻ってきて安堵した(笑)
直江を継げば・・と利を説く殿の後ろに控えるは仙桃院
これは、絶対入れ知恵されたな?言えって言われたな?と勘繰っていると、渡り廊下で二人きりになった殿が本音をぽろり
「わしとて、気は進まぬ」(実は俺、まだお船の事好きだから)
「同志と思えばよい」(手出すなよ)
お船は並みのおなごではない」(俺の惚れた女すごくね?)
と、いう事でよろしゅうございましょうか、殿(笑)


今回は盛り沢山な内容ゆえ、ドラマはサクサク進んでいた。
しかし。
だからって。
「兼続を婿にもらってはどうか。」
こらぁ!
信綱死んだばかりぃいい!!
お船、喪に服したばかりぃいいいいいい!!
信綱・・・(泣)


どうも、周囲が信綱への悲しみより、「次期・直江」の方へ全面的に動いてるせいで、未亡人・お船の悲しみに感情移入できぬ。
なので、与板城へ戻り、縁側に座るお船
「あ〜あ。こんな田舎イヤだわぁ〜。都会(春日山)は楽しかったなぁ。」勝手にアフレコしてしまった。
となると、その後、仏前に手を合わせるお船
「ダメよ。笑っちゃ。堪えるのよ・・ウハハハハ」(やった!兼続ゲット!これでまた春日山に返り咲けるわ、私!)
に見えてくるから、不思議。
なんてね。不謹慎だよ。自分。
なんて流石にたしなめていたら
お船がおぬしを婿とすることを承知した。」
ええええええ〜〜!?
早っ!
上杉家、案外スーパードライなのを知った瞬間であった。
しかし、良かった。
「兼続。直江家を継ぐのじゃ。兼続!これは主命じゃ!!!」
「ははっ」
あの瞬間。
【直江 兼続誕生!!!】的な字幕がどーん!と画面に出てくるんじゃないかと、ドキドキしていたのだ。
は?
大河ドラマでそんなことあるわけない?
じゃあ、今迄、屋根の上でドリーム語ったり、頭に扇子乗せて喋る武将がいたのかと(笑)
ちなみに、あの場面で流れていたBGM。
「さあ、見せ場ですよ!」の時、必ず流れる。これ、豆知識ね(豆しばか)




さて、前夫が死んで、15分で再婚となったのには訳がある。
たまに忘れそうになるが、これは戦国時代劇。
時は乱世。ドラマチック信長が、じわじわと侵攻してきてるのである。
いつまでも、ホレたハレたなど、やってられんのである(笑)
いちゃいちゃするのは、殿と兼続だけでいーんだよ!(え)


今回の天地人17話のタイトルは「直江 兼続誕生」であるが、副題をつけるとすれば、「フラグ量産の巻」である。
政吉、魚津城志願の展開に、「はっ!」とした。
こ・・れは。
「お前を叱るのはこれで最後にしたいものじゃ。アッハッハ。」
だめぇえええ。政吉。その台詞ダメぇえええ。死亡フラグぅうううう!!
『これが、阿部政吉と兼続の最後の会話となったのでございました。』
私の頭の中では、宮本さんの声でナレーションが流れてしまったのでございました・・・・。
予言しよう。
あの時の政吉と兼続の笑顔の場面。
絶対、回想で流れるぞ!(笑)


場面変わって、久々に三成登場である。
ちなみに三つ編はまだしてない(笑)
なんで、今三成なのかと言えば、そろそろ春日山の中でワイワイだけでなく、他の国とも係わりますよ、って事なんだろう。
だから、ここの場面はああ秀吉の演技はやっぱりいいな、とか。
三成と初音って、やっぱりデキてるよね、とか思いながら見れば良いのであろう。
そんな事より、菊姫と殿なんである。
「殿。すぐにも武田をお助け下さりませ!」
「雪が溶けぬうちは動けぬ。」
殿!そりゃそうだけど!
「もしその間に織田の大群が攻めいったら!?」
「今はどうする事も出来ぬ。」
そうなんだけど!
なんで、そんなむっつり顔なの。もっと「わしも辛いのじゃ。」的な顔を!
ほら、せっかく心を開いてきてくれた菊姫がまた、妻から武田の外交官の顔に戻っちゃったよ。
そして、直後
菊姫の様子を尋ねる兼続に
「なんとかしてはやりたいが、雪だけはどうする事も出来ぬ。」
殿!兼続にじゃない!それ、菊姫に言ってやる言葉でしょ!ああ、もう、もどかしい。でも、そんな不器用な殿が好き☆
「こういう時こそ、何かお優しい言葉をおかけしては如何ですか。」
「そちの方はどうなのじゃ。お船とは会うておらんのであろう。」
殿。
兼続。
君たちは人の妻より自分の妻の心配をしろ!
ついでに、与七。
「何をしているのでございますか。」て。
私としては、君こそ何をしているんだ、政界にうってでる気はないのかとそっちが気になって仕方ないんだが?


そして、ついに武田が織田に攻め込まれる。
信玄の威光及ばず、武田劣勢である。
「援軍を差し向ける。」
殿、ご決断である。
「何があろうとも救わねばならん。」
「ここで起たねばなんとする。」
殿。カッコイいいです!!(でも、どうせならもっと早く行って・・げふんげふん)
「急ぎ、出陣の仕度にかかれ!」
「ははっ」
スクッと立ち上がる上田衆。この場面、いかにも戦国っぽくて素敵であった。
ところで、あの髭の人、前からいたっけ?まさしげさん?


殿の援軍向かうの勝頼の返信には、久々に胸がじ・・んとしてしまった。
手紙を読む勝頼の表情と返信の内容の対比が余計胸に迫った。
『助けに向かったのは上杉のみ。』
ここ!ここ大事!
ナレーションでさらっと終わりにされちゃったけど!


すっかり、サンバイザー家康に注目を奪われた信長。
ご機嫌斜めである。いつもより出番多目、趣味の焼き払いを散々したにも係わらず、気が晴れぬらしい。
信長キック炸裂である。
「遅すぎるぞ、光秀。」
「遅いとは・・何が?」
うん。私も聞きたい。何が遅かったのだ?
と、そこに映し出される光秀の悔しげな表情。
わかった♪
「謀反」だ♪
正解は「光秀、貴様、まだ裏切らんのか。尺が足らなくなるだろうが!」だ!
と言うわけで、謀反フラグ確定。


さて。
さてさて。
今週の「殿。ご馳走様でございます。」コーナー
武田滅亡のショックで菊姫も床に伏せってしまった。
「殿。いつからこちらに。」
殿。眠っている姫の顔、ずっと見ていたんですか。そういう事するから、キモ呼ばわりされるんですよ(笑)

武田が滅んだ今。自分には何の値打ちもない。城を追われても仕方が無い、と気丈に話す菊姫
さすが名家、武田の姫。敵方に嫁いだ覚悟と誇りはまだまだ健在であった。
「そなたはわしの妻じゃ。」
・・・・殿!?
「夫としてわしが守って参る。」
うぉおおおおおおんんん!!
殿!
よく出来ました!!
立派な事を言ってるけど、ちょっとキョドってるのが、またキュ^−トvvvv
と、戸惑いながらも菊姫の肩を抱いてやるなんて!
手まで自ら握るなんて!



とののおなごすきるが10あがった



何と言うスキルアップ!!
バンザイ!殿バンザイ!
って、浮かれていたら、次回大変な事になるらしい。
魚津城絶体絶命の危機!
「何があっても救わねばならぬ!」と凛々しく立ち上がる殿。
あれ?デジャヴュ?
と、思ったら、「何とか耐え忍んで。」
行かないのか。
てか、結局行くんだろう?
だからね。御館といい、先の武田援軍といい、どうせ行くなら早く行けば何とかなったかもしれないんじゃないのか?

さて、次回18話。
「愛の戦士、義レンジャー」乞うご期待の巻である。
やはり赤は兼続。
青は政吉。
緑は泉澤。
ピンクはお船でどうだろう?
殿。すいません。黄色しか残ってないんで。黄レンジャーで。
いいじゃないですか。カレー好きでしょ?(笑)



以下、プチ情報など。
北村さんは「GWって、何?」なんて苦笑混じりに仰っていたが、恐れながら私も「GWってなに?それ美味しいの?」状態ゆえ、しばらくこまめな情報↑が止まるかもしれない。申し訳ない。
とりあえず、既存かもしれないが、いくつか。


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北村さんのあのぶっ飛んだ御姿を公開前に見る事ができる。
劇場でパンフを買うか、こちらを買って予習するかはお好みで。



【週刊ザテレビジョン19号】 (5/7発売)
現在発売中の18号にも北村さんが天地人コーナーに出ておられるが、次週19号ではどんとご登場である。
表紙である。レモン持ってニッコリである(笑)
次週まで、待てないというお嬢様は現在発売中の予告をご覧になると遭遇できる。


それと、近々、新たなDVDの発売がある。
発売日等、詳細分かり次第改めて。


コメントありがとうございます。
申し訳ありませんが、返信少し遅くなるかもしれません。
早く熱く語りたいです。