天地人20話感想

まずは更新遅延のお詫びをば。
申し訳ございませんっ!(兼続Voで)
先のコメ欄にて、ちらりと「更新遅れます」的な事は書いたのだが、チラリズム過ぎて伝わっていなかったのかも知れぬ。すまぬ。
先ほど、いただいたコメをありがたく読ませて頂き、レス返させて頂いた次第。
漏れてない事をただ祈るばかりである(すみません)
ぶっちゃけ、あと10日ほどは更新ヤバイです。
何事もなかったように、更新始めたら「ああ、復帰したんだな」的な生暖かい目で見守ってやって」くださいまし。



さあ!ワタクシゴトなんて御託はこの辺にして、逝くぜ天地人感想。
お嬢様方、Here We Go!!(・・すまぬ。BASARA観てるんでつい・・)



天地人20話 秀吉の罠】


「怒っているわけではありません。」
説明無用。
殿の事である。何を今更と思いつつも「今夜のメインは殿なんですかっ!」と易々と餌に喰らいついてしまう自分が情けない。でも可愛い(阿呆)
余談ながら、殿のあの眼を見るたび
「誘惑してるわけではありません。」そんなフレーズが浮かぶのだが?


本能寺の変から3年」には触れまい。
3年かかろうが10年かかろうが、5分ですまされりゃ同じなんで(苦笑)
さて、物語は「妻VS愛人」という絵図で始まった。先に念押ししておく。
これ、大河だから(A〜ha)
てか、すまぬが、妻VS愛人は「水曜日の情事」でおなかいっぱいっす。
最近、北村さん演じる晶午はランチタイムの男から格上げされている。先日は主人公夫婦のパーティにお呼ばれされていた。
客じゃなくて、「魚捌く」人の役割だったけど。
ゲイに加えて魚屋の息子なんて後付くさい設定もなんのその、北村さんの握る包丁がしっかり魚に入っていた。
ふ。
北村さんの料理姿を拝見できるならなんでもいいわ・・うかつにも見惚れる(一番、北村さんの指の美しさを堪能できるのは牡丹灯篭・菓子職人だろうか?)
ちなみに、パーティは妻と愛人がはらわたぶちまけあい、とんでもないことになっていた(笑)
ゲイじゃ主人公妻と「俺にしとけよ。」的な展開も望めないしなぁ・・と思っていたが、赤いエプロンをキリリと巻いた腰の細さにくらくらするほど、ときめいたので、今後も鑑賞を決意したのである。


閑話休題
いきなり現れたどこの誰とも知れぬおなごを屋敷に上げたお船お船だが、澄まして乗り込む初音もである。
うひーと、指の間から見ていると
「我が夫にどのようなご用件で?」
「それは兼続様に直に申し上げます。」
初音、早速の宣戦布告である。
こいつ・・・やる気だぜ・・・・(ごくり)
お船様でございましょう。兼続様のいとこで、兼続様は二度目の夫。」
僭越ながら、平成風に申しますと
「兼続より年上で中古てありえなくない〜〜?超ウケルんだけど。」
で、ございましょうか?
「おほほほ。」
若さを武器に露骨に攻める初音に対し、「アテクシ、本妻ですから。」的な微笑でやんわり反撃。
どう見ても、お船の方が上。
初音。信綱のようになりたくなかったら・・・後はわかるな?もう帰れ。わざわざ史実曲げてまで登場した君の出番なくしたくないだろう?
この二人の肝の据わったおなごに相対するのが、兼続である。
見るからに無理。君には荷が重過ぎる(笑)
「おんな来てます。」だけで「あわわわわっ」と小走りになる男てどうよ?
何故、あんなに慌てるのか?
初音と兼続って何かあったっけ?
あれで、直江家でも兼続の立場がわかったけれども(笑)
マスオさんですね?そうなんですね、兼続・・・(泣)
まぁいいや。君たち夫婦の事は。
とにかく言えるのは筆頭家老になっても、君はあいかわらずって事だ、兼続。


・・・・・もっとしっかりしてくれよう!!(嘆願)


君、本当にこの後、関が原大丈夫?直江状書いた人?


そんな不安を忘れさせるように、秀吉登場IN富山。
見せて頂きました。
笹野秀吉。
秀吉を表す2つの言葉のうち、1つを早速ですか。
憎めない女たらしっぷり、あの場面だけしかないのに、見事にすぅううと納得してしまったから凄い。
いやらしくもなく、くどくもなく、ほほえましいくらいだった。
あの場面、とても楽しく見てしまった。
まさか、尻まで見せられるとは思ってなかったがね!!
同じく、久々の登場&高校?これから俺が〆るのは天下だぜ!の三成である。
戦国KY選手権があったなら、間違いなくシード枠の三成の堅物っぷりもナイスであった。
クールな中にもキラリと光る茶目っ気も拝見しましたぞ、三成殿。
あれは洒落なんだろう?
ただのジョークなんだろう?三つ編みは。
てか、あの前髪はずっとそのままなのか?
どっちを狙っているのか、三成は。
戦国KYチャンプなのか、戦国ファッションリーダーの座なのか。



昼ドラ展開やニューキャラの衝撃デビューはひとまずおいといて、今話のメイン「秀吉の罠」である。
上洛を誘う秀吉に頑として「会わぬ」と拒む殿。
しかし「会ってきっぱり断るべきです!」と迫る兼続。妻にはできぬ押しの強さを殿で発揮である。
今までなら「・・・。」毘沙門堂にヒッキーしちゃう殿であるが、渋々ながら兼続の意見に従うのである。
「わかった。会おう。」(大人になりましたね!殿!)
「じゃが、わしは何も喋らぬ。」(でも、性格は変わらないんですね!殿!)
「ええっ!?」じゃないよ、兼続。
君が言い出したんだからよろしくね。
よっ!筆頭家老!がんばれ(笑)
私は「喋らぬ」ってなるんじゃないかと、思ったけどね。おほほほ。
だって、あの殿よ?
初対面の人と話せるわけないじゃな・・・あれ。
殿。
ごめん。
愛してるから許して(笑)


「秀吉と会っても何も喋らぬと仰せなのじゃ。」
秀吉との会談を前に悩む兼続。
そういう事は家老同士で話せ?何故、妻と?
「良いではございませぬか。お話はあなた様がなされば。」
ちょ・・お船。何煽ってんの。
「殿は黙っていれば威厳もおありになります。」
はい?
「あのいかめしい太い眉。」
ほほう。貴殿はあの眉と睫の成す対な美しさがわからぬようじゃな。
「中々緩まぬ、への字の口。」
女子高生みたいな、可愛いあひる口ですが、何か?
「あそこまで不機嫌な顔は・・」
初恋の人にそんな言われ方されの知ったら、殿も泣くわ!!
「おいおいそのような。ぷっ・・それもそうかも♪」
太閤秀吉を呼び捨てにした時点でどきっとしたけど、君ら夫婦凄いな。自分の主を酒の肴か。
もしかして、越後は自分らのものとおもってないかい?
晩酌トークで越後の未来決めるのはヤメロってば(笑)
「そもそも、殿は君たちの玩具ではなぁあああああいいい!!」
と、思わず説教しそうになったが、兼続はここで重大な伏線を放った。
「石田 三成。きれる男と見た。」(何故に上から目線発言なんだよ)
みたって。
君、「見て」るから!
三成会ってるからぁあああ!!
今話の副題決定。
『おら、はらはらすっぞ!!』


ふう。
本当にハラハラします、殿。
水、飲みすぎです。
周囲が不安がってます。
大丈夫、殿はやればできる子!
やれば出来る子・越後エリアでのチャンピオンなんですよ!
兼続を引き寄せて
「わしは何も喋らんぞ(どっきんどっきん)」
の場面が、あまりにも可愛くてきゅんきゅんもんどりうってたら、秀吉到着。
え。あの。いいのかな。
誰も言わないけど。
殿。
いくら越後の主でも、太閤に会うのにその格好はあきまへん。烏帽子、烏帽子忘れてますよ。


「久しぶりじゃのう!兼続殿!」
「家老の泉沢殿じゃな!」
秀吉の奥儀「ひとたらし」発動である。
天下人の秀吉に名を覚えて貰っている。
上田衆、大喜びの巻。はい、君たち陥落。
てか、浮かれすぎ&慣れなれしすぎ(笑)信長だったら、その場で斬り捨てられるレベル。
一応、秀吉、太閤の位だから。
サルっぽいけど、偉いんだから(笑)
すごいんだぞぉ、秀吉は。私も知らなかった与七のフルネーム知ってたんだから(笑)


秀吉ががっちり上田衆のハートを掴んでいた頃、兼続は見事に三成のハートを叩き壊していた。
「石田殿には是非一度お会いしたいと思っておりました(尻尾ふりふり♪)」
ひ・・・ひぃいいいい。
兼続の全開☆スマイルに三成と私の顔はフリーズ・・。
言っちまったよ、兼続。
したりじゃすまされぬ大失態を。
知らないぞ。三成はひきずるタイプなんだぞぉ。


さてさて。
「犯人は誰だ!」的な映像で会談は始まった。
早速、秀吉のパフォーマンスが始まった。
「や!これはいかん!」
殿を上座に引き寄せる秀吉。
よく動くなぁ秀吉。てか、テンション高けぇえ。殿の一番苦手なタイプだよ(笑)
「景勝殿の好みはなんじゃ?」
「・・・・・・。」
案の定、殿喋らず。
「わしはのう。おなごが好きでのう。」
はい、ブー。殿はその話題が一番ダメです。
「景勝殿の事はそなたに聞くほうが早いの。」
秀吉くん、正解♪
越後、筆頭家老、兼続の一番の仕事は通訳なのだよ。
とはいえ。
殿のチラ見にどきどき不安顔で「だだだだだ、大丈夫。俺に任せて」な表情してたくせに。
だんだん「殿の事ならなんでもわたしに!」的な感じになってきた兼続(殿はそういう所が好きなんだろうけどさ)
ついには、殿そっちのけで、秀吉と語り合う(笑)
兼続。
君は単なる越後の陪臣。
分をわきまえよう(笑)ほら、三成が「田舎者め。」ってガン見してるから。
「でも、俺、主人公なんで。」と言われれば、「左様でございますね。」と言うしかないんだけどね。
そういう所も含めて、「天地人」って面白いんだけどね(笑)


「怒っておられるのか?」
逆に、私は秀吉にそう聞きたかった。
「怒っておられませんか?」
さて、厠にて秀吉・三成作戦会議の間、殿にもひと時の休息。
「殿。上出来にございます。」
はい?
そもそも、太閤自ら赴いたのに、無言て。
口もきかずに丸く収めようって、作戦がよくわからないんだけど。
(よし。もう少しの我慢ですよ、殿。全部私に任せなされ!)の「上出来」だったのだろうか。
でも、もうダメ。
殿、涙目になってたし。のどごっくんだし。
もう、無理。
殿、いっぱいいっぱい。ガチでマジでヤバイ(笑)
作戦変更し、正攻法にてずばっと「上洛」を迫る秀吉を兼続は華麗にスルーしようとするが、そうはさせまじと懐刀の三成が斬りこむ。
「はっきりとした返事を頂きたい。」
三成、到着早々、不愉快極まりない事があったので、容赦無しである。
(よぉし!ここは俺のとんちで!)
切り返そうとする兼続の耳に飛び込む、殿の声。
「上洛仕る。」
兼続、ショック!
「なにゆえ、あのようなお返事を?」
殿を問いただす。
「口惜しゅうでなりませぬ。」
あのね。兼続。
越後の主は景勝なの。殿なの。
殿が決めるの。
「許せ。兼続。」
甘いなぁ、殿は(笑)
夕日に照らされる二人を見ながら、私の頭の中にこんなナレーションが流れていった。
「秀吉の差し出した罠を前に、景勝は一人立ちの宣言をしたのでありました。」


先週の敦盛の代わりに泉沢が能を舞っていた。
「戦ばかりでなく、風雅も」と抜かりなく褒める秀吉である。
ええ。どじょっこほいだけじゃないんです。
そんな和やかな雰囲気の中、ついに三成VS兼続バトル開始である。
「命の恩人の顔をお忘れか?」
「・・・・?あ。あの時の!?」
遅い・・兼続・・遅すぎる。
石田佐吉!?あまりにも変わられたので!」
うひー。さらに火油。
確かに三成は変わったけれども。逆に兼続が全然変わらないのと同じくらいの衝撃度だけれども。
君はがんがん名前変わってるのに、三成はちゃんと知っていたからね。
「上杉の為!」言うなら、もっと事前調査しよう、な?
「殿は喋るな。」だけて。
日ノ本は広いんだよ。もっと頭のイイやついるんだよぉ。
しかし、三成は怖かった。
「命の恩人の顔を忘れるとは、上杉の義も何もあったものではありませぬ。」
「ふっ。それとも義とは都合の良いとき・・」
「でしゃばり過ぎじゃ。」
もももももも、もう勘弁したげて、三成ィイイイ!!
いちいちごもっともなのが、また堪えるから!
兼続。三成の弁には敵わないから、ここはひとまず謝って・・・



「阿呆にみられまする。」



あ・・阿呆〜〜〜!?
硬直する宴。
憤る兼続。
心の刃をむき出す三成。
次回、殿も「どうするのじゃ!?」と慌てる展開に乞うご期待!!!



以下、情報等々

【鈍獣 完成披露舞台挨拶 動画】


【鈍獣 北村さんコメント 動画】


【鈍獣トリオ コメント 動画】


他、公開にあわせてWEBにて鈍獣登場中である。
すまぬ。詳細は日曜にでも・・・。