プチ・更新

天地人感想は後日。すまぬ。
てか、↑寸前にケアレスミス致した次第。
早い話が「うわぁ!!全消ししちゃったぁあああ!!」でござる。ちっ。


【上杉景勝インタビュー】
満を持してをいうか、ようやくというか。


>現場でもさまざまな葛藤があるし、がまんしたり譲らなければいけないことが起きてきます。


この北村さんのお言葉で、推して知るべし。
殿!
「静」な景勝をただの愚鈍ではなく、ここまで魅力的になさったのは演技の力です。
これからも、大河観続けます!!


【武将カタログ 上杉景勝】

景虎の次にやってくれると思っていたのに、随分待たされた。
今じゃ景虎は上杉家じゃなくて、日本買収に乗り出してるからね。

さて、こちら各アイテムをクリックするとさらに詳細画面が現われるのだが。
中央に居られる殿をいくらクリックしても何も現われないので、ご注意を(経験者談)


【09年上半期ドラマ視聴率】
第一位「天地人
おめでとう!!!!



以下・感想サルベージ


あなたの隣に誰かいる


北村一輝スーパープロモーションドラマ。
堕ちる。
これで堕ちたのなら本望だ。
序盤こそじわりじわりと控えめな出番だが、物語が進むにつれイケイケドンドンの太鼓が聞こえてきそうなほど、北村一輝オンステージが繰り広げられる。
潤んだ瞳が見たい?
はにかむ笑顔が見たい?
切ないまでに見つめられたい?
だけど、危険な想いもしてみたいって?
ALL OK。
全てご覧にいれましょう、といった具合に右からパン!左からパン!とこれでもかもショットが入る。
中盤以降から、覆いかぶさる蟲の闇。
だが、そのころにはすっかり我々は沢村数馬に骨抜きにされていた。
いや、蟲は久遠駿介なのか?沢村数馬なのか?
マフィア、ヤクザ、乱心の武士とダーティな役をこなしてきた北村さんが又しても手に入れた役どころ、それが『魔物』


沢村数馬は大量殺人鬼だ、幾世代をも全滅させている。地下室には愛した女の歴代コレクションまである。
だが、彼を悪人だと思えない。
湿った地下室に並ぶミイラの数だけ彼の心が傷ついた・・と思ってしまう。何故か?何故彼を憎めないのか。
答えはあの眼だ。
そして最初の頃見せたあの微笑だ。
何十人何百人もの血を見てきた筈なのに濁りを知らない眼は、長く相手を直視しない。
困ったようにふいに外される。
不要となった人間を容赦なく罵ってきた唇はいつも少し拗ねたように突き出されている。
さらには恥ずかしそうにきゅっと唇を引き締めたり、とてつもない愛の言葉を叫ぶ。
こんな男をどうやって憎めばいいのだ?


久遠駿介は稀代の詩人並の言葉を連ねた。

『君と過ごした記憶が、今群青の空にのぼっていく。
いつかそれが雨となって、この世界に帰ってくるのを僕は待ち続けている。
いつかもう一度出会える時まで、僕は君を待ち続けているんだ。
それまでは少しだけ、サヨナラだ。』


『僕は君に殺されるのかもしれない。
それでもかまわない。君の手で殺されるなら。


それが僕の望みだ。


君に傷つけずにいられない僕を消してくれ。
僕は喜んで、この海とともに消えるよ。』


『人が死ぬのは心臓がとまるときじゃない、脳が止まる時でもない。
人が死ぬのは忘れられた時だ。
愛した人の事を忘れずにいればいつまでも生き続ける。


だから死ぬことは・・・・少しだけサヨナラすることだ。』



いつも北村さんは「さよなら」を「サヨナラ」と発音する。
それが、さらに「さよなら」と言う言葉を青く不思議な意味にさせている。


この台詞を『海の歌』と『ガーベラの花』をBGMとして囁かれたら・・・・悶死しても悔いは無し。
各人「この数馬(駿介)が好き!」と言うのがあるらしい。
しかもそれで己の嗜好が分かるという。
後ろから哀なく抱きしめてくる北村さんにクラクラする。
逃げる主人公をどこまでも追い詰める青い瞳の北村さんにゾクゾクする。
ワタシの中でのベストシーンは三つある。
選びに選んだがこれ以上絞れなかった。(本当は全てがベストシーンだ)


*堪えきれなさを瞳から溢れさせ、いきなり梓にキス。しっかり相手の頭をホールドしてる点が色男ぶりを露呈している。


*世界一ガスマスクの似合う男がいた。
コツコツと響く靴音までもがアクセサリーとなっている。
世界中に美しい男はいるだろう、しかしガスマスクまで着こなす美丈夫が他にどこにいる?
他に悪の総裁とか魔王とかなんなく着こなしてしまいそうで怖い。
だが、嬉しい。是非見たい。いや、拝見させて下さい。


*「ぎっ!」幾度も聞いて確認しました。
契約妻の首を情け容赦も無く折って即死させた時の声。
「ぎっ!」人間はあんな声でない。
それなのに、寸前の「もう、警察には電話したわ」と、手錠をはめられ、逃げらやしない、と嘲笑される場面では困ったような眼できょときょとしている。
憎めない、あんな顔されたら。どんな性悪でも(笑)


どうやらワタシは『黒く危険なものが好き』らしい。
今までドラマには幾人も『危険な男』は出てきた。それに『死なない』『案外ロマンチスト』『美貌』を加えると=北村一輝となる。この黄金律は絶対だ。
・・・・・・蟲の男アゲイン望む。


【悲しきヒットマン2

ワタシが北村ジャンキーになったきっかけがこの作品だった。
自らジャンキーと断言してしまうほど、繰り返し繰り返しこれを見続けた。


惚れる。
堕ちる。
はまる。


そして病みつきになってしまった。
スーパークレイジー草薙。
パーフェクトまさにパーフェクト。
初めてこれを見た時、ワタシは最後のエンドロールに記された北村 康の文字に拍手喝采をした。


草薙は主人公では無い。
しかし、この映画を見て思い出すのは草薙だけだった。
全ての動作が異常だ。
人間の皮を被った悪魔が無理に人間を演じているような感じだった。
筋肉ではなく関節だけで動いている。
皮膚がまるでプラスチックのように張り詰めている。
まるで、硝子玉のように瞳孔が開いているような眼。
人間へと転生した筈の悪魔が画面にいた。


序盤からこの男は魔物だよ、とそっと囁き教えてくれる場面がある。
逃げた女子高生の姿を求めてホテルのベランダに舞い降りる場面だ。
繁華街のネオンの赤が草薙の顔を覆う。屍の血を顔に塗りつけた悪魔のような登場だった。そして、獲物(女子高生)をついに見つけたクラブの場面。

悪魔降臨。

今、思いついた言葉ではない。
ダルイ音楽の中現れた草薙がゆっくりと辺りを舐めまわすように視線を漂わせる最高に好きな場面がある。
その時、頭に唐突に浮かんだ言葉がこれだった。
手をかざしただけでその場にいるものを殲滅させてしまうんじゃないかと思うほどの黒い迫力を全身に漂わせながら草薙がクラブに登場した。
予想通り、目の前にいる者全て撃ちまくる。
悪夢のような草薙のパーティが繰り広げられた極悪にして極上の場面だった。
ニィ・・と笑う草薙がやんちゃな悪戯を仕掛ける終盤。
一度聞いたら忘れられない笑い声が廃工場に高らかに響く。笑い?いや、あれは異常者の雄叫びだ。
『キレる』と『フリーク』は違うんだぜ・・・俳優・北村康の声が聞こえたような気がした。



【愛しいゴルフ】

懐かしシリーズもペタリ(笑)
その名もズバリ、北村一輝主演・ゴルフレッスンドラマ。
なんでも、こなされますなぁ、北村さんは。



NHK大河ドラマ・ストーリー 天地人 後編

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