青一輝・金ヤスオ

「早く来てください!」電話である。しかも後輩の全然ときめかない声ときた。
今朝の話である。前日に「明日は出社遅れます。」と散々言っておいたにも係わらず、早く来いとの出社の催促である。
何を言っているのか、この青年は。


今日は、ヤスオちゃんの「粗忽長屋」見て書店で「SAY」を買うからダメなんだよ!!


葉子、お前がダメーとかのつっこみはご遠慮願いたい。ラテンの情熱の女なんである、ワタシは。仕事よりも愛を取る女なのである。しかし、焦る後輩の声音に愛のせいで忘れていた社会人の心が呼び起こされた。しばしの沈黙の後、ワタシはおもむろに告げた。
「午後の会議の資料をまとめてから行きますね。」
これを解かりやすく翻訳すると
「朝からうねる激情をなんとかなだめ、何食わぬ顔で出社しますよ。」である(笑)
そうっだんですか、すみません・・と恐縮する後輩に「なるべく早く行きますね」と天女のような微笑まで浮かべ(見えんけど)電話を切る。
さあさあ、ヤスオちゃんの始まりである。




【T&D 粗忽長屋或いはイケイケ☆ヤスオちゃんの回】


もう、台詞もソラで言えるし、次の場面展開も脳内に思い浮かべる事ができるほど(はい、そこひかないー)大好きなヤスオちゃんの回である。
贅沢にも鶴瓶師匠の寄席の場面からそれは始る。

最早、伝説となりつつある、『夜王・聖也』しかご存じない方、見てくれ!これが北村一輝だ!!(今回ワタシの個人的嗜好が特に強いです)
むっちりと男臭い顎のライン、いやらしいネックレス、落ち着きのない目線、舌なめずる唇。又してもここでヤスオちゃんはカレーを食べている(笑)ヘヘヘ・・と薄笑いする口元がやんちゃに尖っている。
小虎とメンチをきりあう場面では眉毛がほぼ直角である。野生の珍種のように唸りながらも「泊まるよっ!!」とちゃっかり甘えん坊ぶりも健在である。嗚呼、好きだ、ヤスオちゃん。
人妻をW陥落させて、にやにやとしているヤスオちゃんのイヤらしさはどうだろう。良いだろう?(笑)お調子者でちゃっかりしてて、金と女と結構実は情に弱いチンピラなんである。(人妻はトリプル陥落だった。あの盗撮画像の「奥さんっ!!」がばっ!にはもう、ヒューヒューのキャーキャーである。さらに鶴子さんの膝を撫で回してにやける場面もある、とにかく暑苦しくてくどくていやらしくて・・・・好きさっ!)
ヘヘヘ・・と薄笑いを浮かべて生きてきたヤスオちゃんがついに絶体絶命となる。灯油なんかかけられたら、そりゃ誰だってハイトーンボイスになるだろう(笑)
「冷てよぉ〜〜」の声と顔の情けなさは天下一品、年季の入った技をみせて頂けた。
「変なアップリケのついてないやつだぞ。」って、ヤスオちゃん、アップリケって久々に聞いたよ!!!(爆)北村さんのあんなド派手なジャージ姿は最高に面白かったし貴重だが、ワタシ的にはあの「アップリケ」がツボにハマってしまった。(「や、山崎っ」の声の高さも最高だ)
ああ、ワタシも言われてみたい「お前に会いにきたんだよ〜」と。



【SAY】

爽やか参上である。眼の冷めるようなBuleのTシャツで笑っている北村さんがいる。何となく北村さんへのイメージはGreenだったのだが、Buleもよくお似合いである。vネックの襟元が北村さんの男らしい首筋を艶やかにみせてくれる。
女性誌のグラビアはまた雰囲気違うわぁ〜」と眺めて、否、観賞している目線が下がった。



バックル!!!!!!





バックル!!!!!




聖也→ヤスオ→グラビアと北村さんは本当に目まぐるしいほどに麗しく違う顔をみせてくれた。
しかし、それがまさか変身ベルトのせい だとは知らんかった。
過去の恋愛話など書いてあり、思わず何故か頬火照らせる内容だった(想像しすぎですよ、葉子でん)
欲を言えば、せっかくの北村さんの指がブレていたのが残念だったし、ジャケット姿もよく見たかった(バックルが隠れるから脱いだのか!?)
後、ひとつ。誤植は許さぬ(笑)