アクターズ・スタイル

ごきげんよう。ご覧になりましたか。本日発売『アクターズ・スタイル北村一輝号』(違)
表紙・記事・今までの詳細な出演情報そしてグラビア。ページをめくってもめくっても、めくるめく北村画像なのですよ。なのですってば。
医龍でたまった鬱憤なぞ、お山の向こうに飛んでいきました。ブラボー!



【アクターズ・スタイル今季最高メロメロ号をGetせよ】



*前夜
ああ、早く寝なくちゃ明日は朝から忙しいのよっ!と布団にもぐりこむも既にそわそわして寝付けぬワタシ。いかんいかんと眼を閉じるが勝手に「グフフ・・」と笑い声が自身から洩れ、安眠を妨害する。(北村病Lv1)


*翌朝
手がつけられぬ、と言われるほど寝起きの悪いワタシであるが、何故だろう、今朝の体の軽さは。「ねぼすけだねぇ」の北村ボイス一回で「そいやっ!」と起き上がる自分にびっくり。(北村病Lv2)


*準備
前夜の電話ダメージが尾を引いていたのか、新聞なぞ開いてしばし開店時間をやり過ごす作戦にでる。尤も新聞内容など頭に入らぬ。


*出陣
開店時間を小一時間ほど過ぎたので、ようやく腰を上げてみる。件の親切な店員さんからの電話はまだ来ないが、むしろ出会わぬ方向を狙っているので、あえて行くのだ(スミマセン)


*到着
まずは映画関連雑誌の棚をチェック。まさか表紙にご登場とは思わず、一冊しか予約していなかったので、店売りも奪取しようとしたが、北村さんの御姿はない。
カウンターには女性店員が待機していた。「チャンス!」と足早に向い、ちょっぴり小声で
「すみません。今日発売のアクターズ・スタイルを予約した者ですが。」とささやく。
「少々お待ちください。」と店員さんが探し始めてくれる。午前中という事もあり、少数入荷の雑誌はまだ分類していないらしく、なかなか見つからない。すると、次の瞬間、じっと待つワタシの耳に響く言葉。
「〜さん、アクターズどこですか!?」「はいはい〜〜♪」・・この声はっ!?


イーヤー(泣)



恐る恐る振り返ったワタシの眼前に広がるのは夢か幻か。いや、Mr・親切だ。
「あ、すいません〜昨日は。これですよね!」
奥の棚から走る彼の両手が捧げ上げるのは麗しの霧島表紙。カッコイイ!素敵!でも今はやーめーてー。
そんなワタシの心の悲鳴なぞ知らぬ彼は満面の笑みで高々と雑誌を示しながら、まっすぐにワタシの方に・・・。
霧島に殺される前にまさかここで撃たれるとは思わなんだ。
「こちらでいいんですよね!?」彼の笑顔をどうして恨めようか。
「はい。どうもありがとうございます。お手数おかけしました。」礼を述べながら、ワタシは腹を括った。
「あの、入荷はこの一冊だけですか。」
「いえ、念のためもう一冊入荷しました。」
・・・・・何だろう、念のためって・・・など考える余裕はなかった。既に全身びっしょりなんである。恥ずかしいやら、目の前に置かれた霧島画像があまりに麗しいやらで。
モニターで見るより生(雑誌)で見る方がより妖しく美しいです。
「・・・では、もう一冊下さい・・・・。」(北村病Lv3)
「はい!」
Mr・親切は何故か後ろに潜ませていたもう一冊を素早くカウンターに並べてくれた。うわぁ〜霧島が二人いるゥゥ〜♪(北村病Lv4)



ではなくて!



早く袋に入れてくれ。渡してくれである。(もうこの時点でぐったり)
まあ、良い。

そんな事など消失するほど今回のアクターズは素晴らしかった。
今まで北村さんは色々な雑誌に掲載されたが、今回最高なんじゃないだろうか。
記事内容は今まで語って下さった内容と重複する所もあるが、その文章量の多さが最高である。めくっても一輝の事、さらにめくっても一輝の事なんである。「ええっ、いいの!?いいの!?こんなにページとっていいの!?」最近、なにかと虐げられてきたせいか、こんな破格の扱いに慣れなくて、かえってドキドキしてしまった。
「今日はそう思っても、明日は違うかもしれない」なんて言葉はいかにも北村さんらしくて、幾度も読み返してしまった。
グラビアの質もいいんである。霧島的画像もあるが、一番ワタシは好きなのは浴槽に座り込み、儚げな顔でどこかを見る横顔の写真だ。「ああ、北村さんだ。」思わずそう思ってしまったのだ。聖也でもなく霧島でもなく、北村一輝だ、と感じた写真だった。
憂いを滲ませる眼でセツナイまでに真っ直ぐにこちらを見ている写真も素敵だったが、なんていうか、まともにこっち見られると照れます(笑)恥ずかしくて見れません(エヘ)
ちなみに今回の衣装はEアルマーニである。ジバンシィがONならアルマーニはOFFですか。よくお似合いでございます。次は是非ギャルソンの格好など如何でしょうか。(個人的嗜好)
しかし、今回の一番の収穫はインタビューの次に載っているフィルモグラフィではないだろうか。
「雪のコンチェルト」から現在に至るまでの出演作の粗筋、役柄、出番の多少まで事細かに記載されているのである。
欲しかった情報が手に入ったのだ。こんなに嬉しい事はない。食い入るように読みふけってしまった。
読後、第一声は「・・・・良かった・・。」そう、一種の絶頂とも言える言葉が出たのだった。雑誌を読んでこんなに満足した事は初めてだ。
こんな素敵は俳優に出会えて良かった。「満足じゃ♪」そニヤつきながら何の気なしに次のページをめくると。




横顔のドアップ!!!



「うーわーっ!!!!」大絶叫してしまった。もう北村さんのコーナーは終わったと思い込んでいたもので。



フッ・・・・・全く、危険な男に惚れてしまったものだ。(北村病Lv MAX)