医龍第六話

ついに第一回バチスタ手術が始ったその日、ワタシは『溜飲を下げる』という言葉の意味を思い切り体感したのだった。




医龍第六話・ゆけゆけ大魔王の回】


「ついに俺達の初舞台だぜぃ」と、大観衆を従えて、ついにバチスタ手術を始めたチーム・ドラゴン。スリリングなBGMが「何だかしらんが、大変な事をやりはじめたらしいぞ」感をあおる、あおる。あまりの緊迫感に、男前NO1 ・今日も白衣の襟は立ててるわ@鬼頭教授も「ふぅぅ〜」と息を吐く。さらには「つまり、こういう事なのよ、お嬢ちゃん?」と、実況解説までやってくださる。
「スタッフ集めに時間割いちゃったけど、ついに今回は主役の俺がメインなんだぜ!」と、朝田先生が神の域の技をキリリと見せてくれた。
だが、今回はドラマで大きな分岐点となる回らしく、ひっぱるんである、オペ場面を。
切る→終わった→むう!?これは!?→切る→終わった→待てい!→・・・
しばしこのループが続くんである。(楽しかったけどね)




*アクシデント丼〜大盛りで


まずは臨床工学士の腹痛である。「おまっ、なんだよっ?」とトイレに去る彼を見ていると、まっていたかのように人工心肺の不具合発生である。「ナントカしてよっ!加藤ちゃん!」野口教授がカマ言葉になるくらい大変なのだ。そこは勿論、主役喰いとなりつつある伊集院クンがたくましく乗り越えてくれた。尤もワタシは今回のオペにおいての影の主役は藤吉先生だと思う。

素敵ポイントその1 人工心肺復旧直後に「なんかあったの?」と戻ってくるタイミングが流石だ。
素敵ポイントその2 はっきりきっぱり藤吉先生。 「伊集院。お前がグラフトを!」 (私的訳/俺はやんないよ?) 伊集院クンを待つべきよ!とパニクるオペ室の藤吉先生を見たか。看護師に切らせるなんて!となった時、思った方もいたはずだ。「もう一人医者いるじゃないか」しかし、その時、藤吉先生はそんな視線を避けるか如く、 「俺、ダメだかんね」と伊集院クンが戻る扉に視線をやるのみ(笑/藤吉先生は内科医だからね)
・・・・正直、オペどころじゃなかった。そんな素敵な藤吉先生に眼が釘付け(笑)
なんて事をしていたら、とっくにキリシマSEXY・TIME(22時15分)が過ぎていた!!「おう・・・。」今回も恒例のプチ出番か・・とがっくりと肩を落としていると、『人造人間手術』の音楽が!(違)
「well done」(でかした)なんて言われてるし♪しかも「Gunji」なんて呼ばれてるし♪霧島@北村一輝の『朝田壊滅作戦』がいよいよ始ったのだ。




*「そっちはうまくいってるのか・・・」

アキラ嬢はうまくやりましたよ。何を?それは勿論、霧島の為の






前フリを






本当に「見事な手回しだ」(by 朝田)Cx。
まさか、あの40分間が霧島の晴れ舞台のための前フリとは思わなんだ!!
「サヨナラ」・・・・一瞬の伏し目の後のギラリ(北村さんの得意技)にワタシもニヤリ。アキラ嬢からの留守電を聞いて呟く霧島の伊達さが最高だった。同時刻に行なわれた(お見事ですよ、霧島助教授!)記者会見場へ向う映像の質感には満足した。
アキラ嬢が配りまわった(違)新聞を見てプルプル震える野口教授(今度、ネクタイ贈りましょうか?)「ついに、北村一輝の出番が増えるのか・・」(違)と佇む朝田先生。「ホーッホッホッ!!」北大の記事の下にポチッと載っていた明信大の記事の小ささに快哉をあげてしまう、ワタシ(ゴメンナサイ)

ついに始ったホテルでの記者会見(主催/魔王・霧島)
「おおおおおおお?」想定外の霧島の登場の仕方にTV前ににじりよるワタシ。
「今まですまん!」とばかりに、あっちからこっちからさらにここからも見せちゃうよ〜の霧島のアップなのである。なんて事をしてくれるんだ、霧島に降り注ぐフラッシュを同じくらい拍手をしてしまったではないか(笑)今までのことは水に流すよ!こんなに良い出番くれたのだから!!(それほど嬉しかったんですよ、あの演出は)
非常に嬉しかったので、フラッシュを浴びた際の霧島が眉毛ボーンだとか、唇赤っ!だとか、襟足にょ〜んだとかは忘れる事にする。(霧島助教授、髪の色変えましたね?)
カメラを見やる霧島の取り澄ました眼鏡越しの視線と最後の薄く笑った時の頬のラインでまた一週間我慢できる、うん(笑)
来週の予告には今まで以上に霧島映像が散りばめられていたが、もう信じていいんですか。
それと、あの新聞欲しいです(本気)

明日はJUNONの発売日。しばらくは、たっぷり北村さんを観賞できそうである。(5/20シネスクも発売済です)