【ホカベン】第二話

第二話予告から、ずっと気になっていた事があった。
『どうして、灯は893に連行されているんだろう?』
いや、ごめん、だって(笑)


ロングショットの橋での場面では、横の彩ちゃんと同じくらいの脚の細さに眼を剥いた。
長いっていうか、細いっていうか、ショーモデルがウォーキングしてるのかと。
ゆっくりと視線を上げてみれば、得意のチラ横見。
「あぁ?」とだるそうな声が空耳しそうな、わき見歩き。
ご丁寧にも上唇が拗ねて尖る豪華オプション付きである。
ぶっちゃけ、あまりにも重く衝撃的なドラマの出だしに「ああ、これは・・ツライなぁ・・」とひいた体も、TVににじり寄るってもんである。
「使えば楽勝だよ。」
ニヤッ・・・。
杉崎センセ、ワル度エロさ前回よりさらに多めに盛ってみました。
「ちょ・・・」腰が砕けるてば・・・とまるでいきなり唇奪われた乙女のように(イタイからやめろってばそういうの)呆然とTV画面を眺めていたら、もう一回きやがりましたよ。
「・・フッ。使えば楽勝だよ。」
ご丁寧にもトーンを変えて。
え?なに?
とっても大事な場面だから2度流しましたってか?
いやいや、あまりにもカッコよすぎるんで、もう一回流しました。本当は色々なトーンで「使えば楽勝だよ」MAD作りたかったけど、んな事したら世のキタムラーが「うぉぉぉん!!」と悶死するので、この程度の収めましたってことかい?
ああ、そりゃしょうがないねぇ、うん。


「浜田先生、エムザ法律事務所の方がおみえです」
登場音といい、映し方といい、これ何て霧島?(歓喜
いや、違うよとばかりに
「杉崎といいます。」
念を押されても、「悪いのがキター!!」ってなっちゃうのは仕方あるまい?
(詳しく言うと「悪くて綺麗でカッコイイのが来た」なんだけどね)
「ま、座ってよ」と言わんばかりに勝手に腰をおろす杉崎。
どっちの事務所なんだかわかりゃしない(笑)尚、座った瞬間、ついジャケットの裾を聖也捌きしちゃったのは内緒ね♪
向かい合う、夫側弁護士。又の名を「黒・町弁」。
さあ、この対決の勝敗は?
まったくもって、話にならぬ。
杉崎の圧勝である。
始終、威圧的に話す町弁に対し、柔和に答える杉崎。
そういや、893映画でも最初は下手に、そしてじわじわと脅しの色を滲ませたっけなぁ・・とついそっちの方向に思考が向く。
「ですから、示談はしないと申し上げました(にっこり)」
「刑事裁判には浜田先生も是非いらして下さい。」
これを分かりやすく訳すと
「金なんか払うか!トドメ刺してやるから来いやぁぁああ!!」
って事ですね、杉崎先生。


中盤以降からの北村さんの出番の多さに「えっ、いいの?いいの!?」とクラクラしそうな嬉しさにまみれてしまった第二話であった。
裁判所へ向かう、傘越しの杉崎に今一度数馬を見た。
証人としてまさかの登場の灯をちらっと見ながら、「さあ、戦闘開始・・だ。」的に勢いよく書類をめくり始める北村さんのショットに激しくよろめいた。
今二話において、今までの北村さんが演じた役柄、場面が沸騰した湯粒のように沸きあがっってしまい、自分自身にちと驚いた。
何の魔法を発動したんですか、北村さん(笑)


しかし、相変わらず美女達は杉崎を放っておかないね。
共に行った定食屋で在りし恋の日々を思い出したり、あっさり交わされるのを知りつつも、姿を見れば声を掛けずにはいられない、怜子さん。
まるで、籠の小鳥を「傷が治るまで。」と呟きながら見守る飼い主のようなしおり嬢。
灯ちゃんは、ええと・・・とりあえず、人が飯食ってるとこにいきなり飛び込んで行くのは止めてみようか。
よもや、杉崎の喉に鯖味噌の骨がつかえたらどうしてくれるんだ、訴えるよ?(笑)


次週の【ホカベン】でもまたまた灯が熱くなにやらやりそうである。頑張れ、正義の為に。
そして、杉崎。
頑張れ、灯の後始末を!