額に肉とある男

【鈍獣・公式】更新である。
変わってないじゃん、紫じゃん。ではない。
キャスト詳細・ストーリー紹介をすっとばし、いきなり「こんなんになりますぅ」と映像がやってきた。
しょっぱな、「浅野さん・・こんなになっちゃって・・」と眼を剥いていると、次にいきなり真打がやってくるからご注意だ。
名前を問われ「俺・・江田っち。江田っち。」
江田っちて(爆)繰り返し念入れられても。
しかも大事な事なので2回言いました的な(笑)
そして、信じてるものはと問われれば
「金金金金」
もの凄く大事だから4回言ったのか、江田っち(笑)
牛乳をジョッキで飲むんじゃない。君はもう十分大きいから。
てか、声が甲高い=久々のチンピラ系って事ですね、北村さん。ありがたや。ありがたや。
「きひゃひゃひゃひゃ。」
この笑い方は絶品。
不気味な笑い声が草薙(ヒットマンの方)を彷彿させ、北村さんに堕ちた瞬間思い出しちゃったじゃないか(きゅん)


それでなくてもニンマリすると、恐ろしげなお顔になる方なのに、下からの照明のせいで、顔が怖くて仕方ない。
通常の3倍怖い(笑)
しかもその照明のあたり方が、微妙にドリフコントの懐中電灯チックで、かすかに笑いも込み上げる。
一体、どんな映画になるんだ?(ものすごく期待しちゃってるんだけど)
映画・鈍獣は来春5月公開予定。
お嬢様方、クールビューティ景勝を観賞しつつも、その落差にヤラレちまうであろうお覚悟、今から充分にもたれよ。

・・・てか、ユースケ警官のえりあし、いくらなんでも長すぎ(笑)
なに、昔バンドやってました設定なの?


鈍獣

鈍獣


[
「悲しきヒットマン2」ってなに?なお嬢様もおられるだろう。
Vシネなんで、好みが分かれるかもしれないが、いわゆる「北村堕ち」のきっかけがコレなんで、今でもゾクゾクしながら見ている作品の一つなんである。
昔書いた感想などぺたりとさせて頂くと、こんな感じの作品である。
てか、久々に掘り起こして自分で読んだのだが、ストーリーに全然触れずに「如何に北村さんが魅せてるか」しか書いてないのは現在も相変わらずなのね(笑)


【悲しきヒットマン2感想】
ワタシが北村ジャンキーになったきっかけがこの作品だった。自らジャンキーと断言してしまうほど、繰り返し繰り返しこれを見続けた。
惚れる。堕ちる。はまる。そして病みつきになってしまった。
スーパークレイジー草薙。パーフェクトまさにパーフェクト。初めてこれを見た時、ワタシは最後のエンドロールに記された北村 康の文字に拍手喝采をした。
草薙は主人公では無い。しかし、この映画を見て思い出すのは草薙だけだった。全ての動作が異常だ。人間の皮を被った悪魔が無理に人間を演じているような感じだった。筋肉ではなく関節だけで動いている。皮膚がまるでプラスチックのように張り詰めている。瞳孔が開いているような硝子玉のような眼。
人間へと転生した筈の悪魔が画面にいた。
序盤からこの男は魔物だよ、とそっと囁き教えてくれる場面がある。逃げた女子高生の姿を求めてホテルのベランダに舞い降りる場面だ。繁華街のネオンの赤が草薙の顔を覆う。屍の血を顔に塗りつけた悪魔のような登場だった。そして、獲物(女子高生)をついに見つけたクラブの場面。
悪魔降臨。
今、思いついた言葉ではない。ダルイ音楽の中現れた草薙がゆっくりと辺りを舐めまわすように視線を漂わせる最高に好きな場面がある。その時、頭に唐突に浮かんだ言葉が『悪魔降臨』だった。手をかざしただけでその場にいるものを殲滅させてしまうんじゃないかと思うほどの黒い迫力を全身に漂わせながら草薙がクラブに登場した。予想通り、目の前にいる者全て撃ちまくる。悪夢のような草薙のパーティが繰り広げられた極悪にして極上の場面だった。
ニィ・・と笑う草薙がやんちゃな悪戯を仕掛ける終盤。一度聞いたら忘れられない笑い声が廃工場に高らかに響く。笑い?いや、あれは異常者の雄叫びだ。
『キレる』と『フリーク』は違うんだぜ・・・役者北村康の声が聞こえたような気がした。