天地人第三話

「殿の初恋」
もう、タイトルだけでお腹いっぱいであった。
何をさせるんだ、と。そんな思いでワクワクドキドキ観た第三話。


いや、あの、兼続。
あんた殿に何させるのよ(笑)


私は忘れられない。
軍議にて、「我が殿のお考えにございます!」の時の景勝の「えええええ!?」な顔を(爆)
しかし、それはまだ序章であった。
兼続「殿の名案を披露して、一同の鼻をあかせてやろうと・・」
景勝「・・わしのではない。」
兼続「又しても景虎さまにうまみを奪われてしまって」


話聞けよ!兼続!
景勝の言葉スルーかい!(笑)
君、殿云々じゃなくて、自分が喋りたいだけだろ。景勝は無口なんじゃなくて、喋る隙を与えてもらえないんじゃないのか(笑)


「殿はおなごの人気では景虎さまには勝てませぬ。舞いも書も、親元の所領の多さも・・」
なんで、そんなにダメだしするんだよ(笑)
で、結局「思い当たりませぬ!」かよ!!!(爆)
私もずっこけたじゃないか。
だが、仔犬のじゃれあいのような景勝・兼続が見られたのはよし!(どんだけ仲良しさんなんだ)
仙桃院さまに「私は知りませんでした」と、すっとぼける景勝のしてやったり!顔がウケたのでそれもよし!
とかく、口重で無表情な景勝が兼続の前だと、ああも和むのかと嬉しく楽しく萌えさせていただいた。
ありがとう!(何)


そして、景勝、初恋の人「お船」登場である。
暴れ馬の登場に颯爽と子供助けてヒーローになると思っていたら、鞠て!鞠踏んでずっこけるて!
「漫画キャラか!」
ついに声だして、ツッコんじゃったじゃないか。
しかし、ツッコミはまだまだ止まらぬのであった。



景勝、お船出会いの場面である。



二度見するなっ(爆)



もう、なんなんだ今回の景勝キャラ崩壊の巻は。
楽しすぎるじゃないか!
麗しの景虎の舞いは確かに美しく、素晴らしかったけれど、景勝くんだって、鼓打たせたら絶品なんだからね。
左手で打ち始めたら、とんでもない事になるんだからね!と、訳もわからぬツッコミ入れて、己をなだめた・・・のに。


まだ、辱めは終わらなかった・・・っ。


「大奥華の乱」を思わせるような、景虎であった。
その美貌に女達が悲鳴をあげ、倒れこむ。吉保なの?実は黒いの?(違)
軍議の時から、思っていたのだが、きらびやかな景虎に比べて、景勝の衣装・・地味・・。
あのキャラでド派手着られてもなんなんだけど。
きっと兼続に「さ、殿。これをお召しください。」勧められるままに着てるんだろうなぁ・・とプチ妄想(笑)
さて、宴の場面。
「次は景勝さまに舞って頂くというのは。」
ちょ・・っ!
何言い出すの、この人!
・・・・しーん・・・
謙信、仙桃院共に凍り付いちゃったじゃないの。
「・・お断りいたす。」
あああああ、ナンなんだこのKY合戦!
あ〜あ、また景虎に分がいいよ・・と情けなく思っていたら


どじょっこ舞!!


なんという救い!
兼続、君・・やる時はやってくれるのねぇ・・(感涙)
謙信自ら「良き舞いであった。」とお褒めまで頂く兼続。
そこで抜け目なく、景勝の先陣に加えて欲しいとねだる兼続。
あっけなく断られる兼続であった。
そりゃそうだ。
だって、君が「したり!」と言うとロクな事はないんだもの。
戦場で「したり!」「したり!」されたら、景勝の身が持たないだろうが(笑)


さて、陽気な「どじょっこ舞」が終了し、いきなりシリアスモードにドラマは変換した。
天地人という言葉を知っておるか。天の時、地の利、人の和。」
えええええええええ〜〜〜〜!?
信長が言っちゃったよ。ドラマタイトルである、重要な言葉を!
そ、そこは景勝に・・せめて兼続に言わせてあげて欲しかった・・・っ!
謙信も「あ〜あ。いい台詞とられちゃった・・・・」とばかりに、寂しく琵琶奏で始めちゃったじゃないの(違)


そして。
景勝、景虎揃い踏みで、いよいよ戦に突入か・・・期待していたら。
とどめ。
一番、きっつい場面が。


恋わずらい。


な・・ん・・・だ・・・と?
恋わずらいて。
どっちかっていうと、濃い煩いじゃないのか?(失敬)

ぽううう・・と思いわずらいながら、刀の手入れをする景勝。
たんぽがピンクなのは、今の気持ちを表したのですか。
お船の声にすっころびそうになりながら、高速位置移動(爆)
そして、放送論理ギリギリの不自然極まりないうろたえ(笑)

「・・うん。」

なんで、それだけしか言えないのよ、景勝ぅうううう!
もっと何かないの!?
ここまで、黙って見ていた家人がついに
「・・もう、許してあげてぇえ!!」
これ以上は見ていられない!とギブアップしそうなる(笑)
そうだよねぇええええ!と目尻の涙を拭いながら、視聴続行を宣言する私。
ああ、これが兼続なら「これはお船殿。先日はどうの、こうの」と、ペラペラ喋るんだろう。
でもねぇ、箱入り息子だものねぇ、仕方ないよね、ウブなのよ。おぼこいのよ。温かく見守ってあげ・・


「これは、したり。」


恐怖の言葉、降臨。
固まる私と家人。
以下、「殿の初恋」にふさわしいメイン場面となるわけだが。


書けぬっ!
勘弁してぇええええええええええええええええええええええええええええええええ!
聖也さんなのよ。
あの幾千もの女達を夢見させてきた、カリスマなのよ!
与那嶺でもあるのよ!
ウインク一つで白ワインをロゼに変えちゃうくらいラブエロパワー持ってたのよ!


ふう。
北村さんてば。
真逆な役なのに。キモイくらいリアルに演じてあらせられる。
凄すぎて、まともに見られませんでしたけどね!!(10回目からは平静に見られるようになったYO☆)
あそこで、「余計な事を!」兼続を叱らないのが、景勝なんだろうなぁ。
喜平次の頃からのお育ちのよさと辛抱がにじみ出ている。
でもね!一回兼続には言ってやった方がいいじゃないの!?


最後、本当のメイン場面、景勝出陣である。
紅の効いた陣羽織、お美しゅうございます!
「殿も召されよ。」
杯をぐっと空ける景勝。
次の瞬間、つつーッと家臣達を一撫でする視線が。


セクシービィイイイム発射


艶、艶、艶。
あそこは是非とも、何卒、アップで見たかった!カッコいいじゃないか、景勝。
戦国の世にては、戦こそ漢の証。
行け。功をあげてこい。そして、前半のヘタレキャラを相殺してこい!
嗚呼、これよりクールビューティ景勝が開始されるのね♪と、うっとりしていたら。
まさか
主に続いて、兼続もKYだったとわ!!!!


この泣き虫さんめ!


あの殿に気を使わせるんじゃない。
殿に一世一代のジョークを言わせるなんて、兼続、重ね重ね恐ろしい子っ!


はっ。
もしかして、「殿の初恋」ってそっち?ええ、そんな!?いや、ちょっと。
とてつもない妄想が湧き上がってきそうなので、自粛してこの辺でしまいに致す(毎回、毎回、長くてすみまぬ。次回から、もっと削りに削って簡潔にまとめるようにしたいと思う。切に思う。)
ところで、次回予告に景勝の映像なかったんですけど。
「あなたがメインの回はもうやったでしょ」って意味じゃないよね?
ちゃんと出てくるんだよね?


今週の気になるポイント

景虎くんの髪型。
ポニーテール?あれ、ポニーテールなの?どんだけ長髪なの。
と、思ったが、既に三成くんの髪型で耐性を得ていたので、すんなり見られた。
え?じゃあ三成はそのための出オチキャラなの?


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