天地人24話感想

あまりの衝撃にぽかーんとしてたら、一週間たっていた。すまぬ。
今夜も「天地人を見る」という義を果たす為、まずは感想を今から書くのである。


天地人24話・戸惑いの上洛 感想】


少し前、国営では「ツレ鬱」ドラマがOAされていた。
何故、今?と思っていたのだが。
まさか。
今話の伏線だったとは、したり。
てか、そっちの方向で力入れちゃうんだ、国営さま(笑)



殿は烏帽子がよく似合う。
そのように雅な姿で、前田利家と会うのだが、そこで予言をされる。
「辛抱・・なされよ・・。」
それは、殿への言葉か。それとも視聴者への言葉だったのか(笑)
どう見ても罰ゲームみたいな「愛」「愛」のパレード見てたり、顎紐のせいで、いつもより「むん」と突き出た殿の口元が、凛々しい目元と相まって、より「・・かわいい・・・っ!」と悶えていたら、いつのまにか上洛していた(笑)
夜明けの殿の姿はあまりにも清々しく、上洛の件で悶々としていた頃とは別人のような表情であった。
別に台詞を言うわけじゃない。
目に付く仕草をするわけでもない。
しかし「ああ、殿は変わられた。」どうしてこんなにもそれが伝わってくるのか。やっぱり凄いです・・北村さん。



だが、そんな余韻はいつまでも味あわせてはくれなかった。
三人娘(笑)の登場により、そんなものはぶった切られた。も、もう少しあのご立派な殿のお姿を味わいたかった。
てか、おなご達。
殿の何をそんなに締めた?(笑)



そして、いよいよ秀吉の下へ参る殿である。
殿が秀吉の家臣なんてっ。
時代の流れを憂ったり・・なんぞはしていなかった。
コメントでも頂いたが、私も同じく「あんなヤンチャなハチがこんなになって・・・」とメモリアルしていた次第である。
その頃、殿は太刀袋の事で納得できなかった。
上杉家肝いりの名刀を献上したにもかかわらず、秀吉がご機嫌さんで手に取ったのは太刀袋。
流石の殿も、あの時は
「そっちかよ!」
心の中でツッコンでいた事であろう。
晴れぬ心をもてあましていた殿である。頼りの兼続といえば
「眺めいいし、料理は上手いし、大阪城サイコー!太刀袋気に入ってもらってよかったすね!」
と、浮かれまくっていた(笑)
一方、私は兼続の背景にある花が気になって仕方なかった(笑)
あの花・・あれって・・(笑)


廊下にて、お涼相手に「関白殿下も武士であるならば、まず刀に目を留めるべきだ。」
と、語りだす兼続である。
だから。
何故、それを殿に言わぬ!
君は三成と次の目標を得て、晴れ晴れとしているが、殿は武士として生きる目標が揺らいで悶々とされているんだよ。
「お涼殿のお陰です。」
いや、違うと思うね、私は。
袋に心奪わせたのが今回の殿の気鬱の発端。
何故、刀に眼を留めさそうとせなんだか。
兼続。得意のとんちはどうした。君ならもっと良い知恵が出るだろう。
どうすればいいか?だと?
簡単な事だ。
刀に注目させればよいんだろう?


デコればいいじゃないか(笑)


上杉家・名刀デコ刀。愛の兜の話題も吹っ飛ぶぞ?


などと、つまらぬ事を考えていたら、殿がおねにダメだしされていた(笑)
殿だって分かってはいるんだ。
だけど、ほら。
アレなんで(笑)
兼続!
何度も言うが、そのための君じゃないか!
フォローしてくれよ!
それじゃただの通訳でしょうが(笑)
そんな疲労・心労が重なる殿の下へ、イベントのお誘いである(笑)



殿の夜着姿というサービスショットが何度も拝見できて、眼福であったが、殿の「あ〜ん。」が見られたのはさらに至福であった。
ふ。
そのぎこちない口の開け方。
誠に可愛らしゅうございましたぞ(萌)


だが、しかし。
福島殿。
ちと、はしゃぎすぎでござるぞ?


てか、兼続。
フォローしろって言ってるでしょうが!
「お涼殿。後は私が。」
そっちじゃない!
殿!殿のフォロー!!!!
殿が嫌がっているでしょうが。
何故、そこで「某が」と割って入らぬ。
そこで、十八番の「どじょっこほい♪」だろうが!!
・・・・・で、色々あって(笑)
正則が飛んだわけだが。
ええと。
大河ってワイヤーアクション使うんだ・・・・。
ううん・・・・。
ここの場面は、ちょっと私もツッコミきれない(笑)
いっそ、正則には飛びながら「明日は晴れでーす!!」とか言わせちゃえば良かったのに。


忘れられない名場面


さてさて。
福島正則の一件も加わり、「京は恐ろしい・・。早く越後に帰りたい・・。」と、殿の気鬱は増すばかりである。
あまりにめまぐるしい日程に見ているこちらもブルー入りそうなので、軽快なジャズのBGMに乗せてダイジェスト版でご覧頂いたのはお嬢様方の記憶にも残っていることであろう(笑)
そして、殿は激しい頭痛を眩暈、不眠で憔悴していって後ろで、兼続とお涼がイチャイチャしていたのも忘れてはならぬ。
DA☆KA☆RA!!
兼続が気晴らししてどうするんだよ。
殿に気晴らしさせろってば!!
ほら、みろ!!
殿が・・・・。
殿がぁああああああああああああああああああ!!!
いやーっ!!!
そんな死んじゃうみたいなBGM流さないで!(笑)


「行けぬ。」
「行かねばならぬのは分かっておる。」


いいんですよ!殿!
頑張りましたよ、殿は!(泣)


「何を仰います。殿は立派にお役目を果たしてらっしゃいます!」
兼続!
それはもっと早く殿に言ってやって欲しかった(怒)
何故。
何故、もっと早く殿の様子に気がつかなかったぁああああああああああ!!!
「テヘ♪これはしたり」じゃすまされないぞ。
はい?
なんだって?兼続。
「(上洛の)連れが鬱になりまして。」ってか?(違)
後ね、兼続。
君、医者呼ぶの得意だよね(笑)
でも、前回医者を呼んだ時は信綱結局死んじゃったから。
お願いだから、君が殿の医者は呼ばないで。
不吉なんでね(笑)
最後に、さらに国営さまの間違った本気の証拠。
6/14放送分にご注目である。
ヤメテってば(爆)
TV見て、立ち上がったわ!!
もう、セクスィー武将も大河に来ちゃえよ(笑)


風の外側 [DVD]

風の外側 [DVD]

NHK大河ドラマ・ストーリー 天地人 後編

NHK大河ドラマ・ストーリー 天地人 後編



追記
現在、三回目の天地人25話視聴中(笑)
派手な盛り上がりはないが、この方の演出の時はいつも安心感がある。
何より、しっとりと美しい映像を拝見できる。
これだよ!これが大河の流れだよ!なんて偉そうな事を言いながら見ております、22時の回。
色々言いたいことは高まっているが、別の日に改めて(呑んだくれてるんで/笑)
ただ、一言だけ言わせて頂けば。

兼続。
カッコいいじゃん。
凛々しく、知的じゃん。


25話目にして、初めてそう思った。
すまぬ・・・・・・・・・。
てか、モテモテだな、兼続。
拙者、ちょっと春日山に行って、お船にチクってきてもいいでござるか?