宿命先駆け試写会決定

来年1/15(金)21:00より第一回がOAされる「宿命1969-2010」だが、オンラインにて先行上映が決定した。
視聴できるのは抽選にて選ばれし1000名限定である。
数日待てば見られるけれどね。
やっぱりいち早く見たい!!という願いが叶うかも!?
てか、なによりこのような試みが行われるという事は「力入れてもらってる」感がガンガン感じられて嬉しいことこの上なしである!!
さあ、お嬢様方。
まずはこちらで運試ししては如何であろうか?


*まだ抽選は開始されておりません。しばし待て
*当選してもネタバレはイヤン。しかし「良かった!!」という感想は是非是非
*オンライン観賞してもちゃんとTVOAも観てね♪
*視聴可能環境を事前にチェックしておこう!




【テレ朝の新ドラマ「宿命」第1話のネット無料試写会】

【オンライン試写会告知】


他ドラマ&北村さん情報

12/25(金)23:15〜1:25【爆笑問題の検索ちゃん 芸人ちゃんネタ祭り!実力派スペシャル!!】ドラマ告知あり(北村さんご本人の出演は無し)

1月予定追加
1/2(土)TV朝系 17:00〜17:55【彼らがみた光景〜石川遼 賞金王への道〜】ナレーション:北村一輝




【再録 甦る金狼 感想】
主人公朝倉の幼なじみ、桜井 由紀夫役。アル中。寝床はトイレでもそのへんに停まっているトラックの荷台でも・・眼はうつろ、髪はボサボサ。冴えない見た目で登場する。
だが、しかし。
よもや北村ファンならそろそろ学習したであろう。「奴にはだまされるな」である(笑)
いつもヨタヨタドタドタとしているが、クピクピと水割り呑みながら銃の手入れをする時の眼に注目だ。別人になってる。滅茶苦茶だらしないくせにきちんと爪の手入れがしてあるのもヒットマンのルールなのか?
第一作の由紀夫クンは「もうっ!ダメじゃないの!」とお風呂に入れて湯上りのビールを飲ませておとなしくさせている間に素早く髪を乾かしてあげたい・・・と妄想したくなるほど可愛い、というか、守ってやりたくて仕方がなくなる。同じチームの女性が毛嫌いしているのを感じても「由紀夫。」と、ついかまってしまう主人公朝倉の気持ちがようぅ〜くわかる(笑)朝倉は、酒は飲ませ放題、ごろごろしてても何の注意もせずに由紀夫をほっておく。まるでペットのように。だが、由紀夫は単なる愛玩犬ではない。敵陣に赴く時、ペットは豹変するからだ。劇中、由紀夫はずっと甘えた口調で喋る。(勿論お口もとがってる)「山田さん?」おつかいを頼まれた少年のように由紀夫はターゲットに尋ねる。そして瞬殺する。(そうだ。哲也が喜ぶかも♪)と、ターゲットの目玉を持ち帰る。(役に立って良かったね、由紀夫ちゃん)
当然、大好きな哲也の側に女がいるのが気に入らない。「殺しちゃわないとね。」なんて、気軽に哲也にねだったりする。
哲也の不利益になる者に対しては全て眼を据わらせて躊躇なく攻撃をする男、由紀夫。健気なんである。
これをふまえて、第二作を見るともう「ブラボー」なんである。主人公より出演場面が多いのに「ブラボー」、一人乗り込み敵と対決する場面が最高に「ブラボー!!」なんである。先程までのヨタヨタはなんだったんだ!?と驚くばかりの変化をこの場面で北村 康は見せてくれる。あのビール缶の一連の流れは最高にスタイリッシュだった。「由紀夫ちゃん!!凄いじゃないの!」である(ワタシはお母さんか)
その他、ふらふらとビール片手に病院に入り込み、ゆっくりと血を抜いたあげく「死んじゃうんだ。」「あ・・(死んじゃった)」なんて素敵場面もあり、ありがとう!三池監督!!的扱いなのだ。
心身ともに傷ついた由紀夫が甦る場面がある。哲也の懸命な友情の証しを発見する場面だ。そのときの由紀夫クンの表情の移り変わりが「ブラボォォォ〜」だった。もう、お母さんも一緒に泣いちゃったよなのだ。
素晴らしい役を最高に演じた北村作品だった。



【再録 ヤンキー烈風隊 感想】
ハコ乗りとはあんなに優雅だったろうか。蛇行する車のリズムに合わせて金髪ヤンキーが舞っている。下品なほどの色彩のシャコタンがまるで極上の音楽を奏でる楽器にすらみえてきてしまう。何故か。劇中、蛇のような眼で相手を威嚇するくせに、ハコ乗りしている時の北村さんは満開の笑顔だからだ。それはまるで初めて自転車を与えられた少年のような喜びに溢れた顔だ。あそこまでゴキゲンに乗られたら、道交法だって吹き飛ぶ(笑)他のヤンキーが実は必死に車体にすがっているのに、北村さんはうっかりすると両手を離している。
もはや、シャコタンは北村親衛隊長の愛馬となっている。「キレたら何をしでかすか分からない」と言われている男の心を唯一癒すのが、名馬シャコタン紅蓮号(勝手に命名)だった。
物々しいわりには線の細い総長にかわり、戦闘場面では煌々たる光を背負いながら登場する。
キレた眼が今から思う存分喧嘩できるぜ、とキラキラしている。にやりと笑う口元は獲物を前にした猛獣と同じ形だ。「待ってました!!」と掛け声が入らないのが不思議なくらいの登場だ。さあさあ、今からやってくれるのね、とそわそわしていた体が固まった。
人はあまりに驚くと石になる。
なんだ、あの蹴りは。シュッと空気が斬れている。プロのダンサーだってあんなに高く足は上げられない。高得点間違い無しの三回転ジャンプかと見間違えるほど軸の通った回し蹴り、飛び蹴りが炸裂する。速い、速すぎる。あの場面だけ時間軸さえ狂ってしまっている。
よけるな!主人公!よけられるわけないだろう!!天下の北村キックだぞ!北村さんの体の中には大きなバネが内蔵されているに違いない。跳ねる、しなう、そして舞う。
あまりに他の人たちとのステージLvの違いに親衛隊長アゲインとなるラスト・シーン。
・・・・・やっぱりハコ乗り好きなのね。