医龍第10話

今週のアクター賞はタカシ君。
電極つけて跳ねても寝ている名演技。(なんであんなに寝ているんだ?心配になってきた)



医龍第10話 頑張れ!軍司クン!】




今週のしょっぱな怒涛投入時間は10分。しかも前回の粗筋付き。
物語は珍しくまったりと進む。(最近、朝田先生が何も壊さなくなったなぁ。藤吉のおかーさんに怒られたのかな)
しかし、このまったりは怖い。例えて言うなら、キャンプに来た若者たちが森で迷って廃墟に入っていくあたりだろうか。絶対この後なんか起こる!って感じか?



『明真病院・名所スポット』

相談・密談は常に屋上で行なうのが明真の伝統である。
尚、日没後は朝田の謎のトレーニング場なので、チーム以外の立ち入りは禁止されている。(一番弟子・伊集院クンはその足元でスモークを焚く係である。トレーニング終了後は藤吉おかーさんが「ホラ、風邪ひくデショ」とタオルをかけるのだ。それを見て頭を抱える加藤先生)
尚、明真の廊下は異様に長い。
患者搬送はちょっとした小旅行である。わざわざ、霧島の部屋経由にしたやつは誰だ。




『今週のS』

ミキちゃんは相変わらずキツイ(笑)
前回最大の謎だった霧島の母の話は衝撃だった。
離婚となっていたので、色々想像していたのだが、予想外だった、あれは。
「あの異常な執着心と攻撃性」
鬼頭先生もキツイですな(笑)
「だからって!」と、反論するミキちゃん。ヒドイ言い様じゃないか、ミキちゃん。お兄ちゃんだぞ、君の。そもそもミキちゃんがあんな事言うから、霧島のトラウマをさらに深くしたのに。
母の自殺の回想後、ノックの音に答える霧島の声に涙が出そうになった。




『今週の悪い子』


青ペン・赤ペン胸にさし、どこぞのドラマをニヤリと思い出させる大行進の教授の群れ。
勿論、「霧島ちゃん」の指図通りにホラー・野口が勝利の駒を着実に進めていった。
ところで、「霧島ちゃん♪」と言われた時の霧島@北村一輝の微妙な顔は何だろう?イヤだったのか、流石に(笑)
さて、次期教授もほぼ確定となってきたのか、霧島ちゃん♪にクラスアップしたせいか、霧島の部屋が、えらくグレードアップしていた。部屋広っ!椅子お洒落!水槽無し!
そこに悪い子登場である。
イケナイ関係のようにちらり・・と周囲を確認して、伊集院クンを部屋に招き入れる霧島。一体この場面は、どこのどんな人達へのサービスショットなんですか!?
そして、閉じられた扉の前をしめしめ・・と通り過ぎる朝田達。ちょっと!軍司をなめるんじゃないわよ!である(笑)
ヒドイよ、伊集院クン。霧島は君を信じたのに。一緒に旅行に行こうとか(ハーバード研修だけどね。でもね、10日もなのだよ!?)会食にも誘ってあげたろう?エレベーターにも乗せてあげたじゃないか(あのエレベーター場面は意味深だった。野口派・朝田派という事もあったが、1話の霧島を思い出した。あの時は良かったね、加藤先生。でもね、ワタシとしましては、扉が閉じる寸前のニヤリ・・の方がご馳走なんですよ)
改めて、小悪魔伊集院クンの話に戻ろう。
作戦決行11時。
「そろそろコンタクトつけなきゃ♪」
伊集院、おまっ!可愛い顔して何を言い出すんだ!?
「・・・・サージカル・ルーペ・・?」
何て眼で聞き返すのだ、霧島。伊集院クンより可愛いじゃないか、その表情。頼む、北村さんも、眼鏡を外してください!可愛い顔なら誰にも負けないトコを見せて下さいよ(笑)
「先生には負けないものがある。僕には仲間がいる。心から頼れる仲間がいる。それだけは先生より優れている」
こら!それだけは言っちゃいけないのに!泣きそうじゃないか、軍司クンが!
あの時、伊集院クンを見上げた霧島の眼が恐ろしかった。切なくも恨みに満ちたあの眼に本気でゾッとした。
・・・・うまいなぁ、北村一輝は。惚れるわけだよ。

しかし、伊集院クンめ。デカイ手土産まで朝田に持って帰るとは。(教授戦根回し)
恐ろしい子っ!!



『今週の山田さん』

慰安会にも記念写真にも入れてもらえなかった山田さん(泣)
バチスタ・チームに招かれたのはいいが、負けチームだわ、陰謀には加担させられるわ、かわいそう過ぎるぞ。
緊急オペ・コールの時に荒瀬といたのはきっと愚痴かなんかこぼしていたんじゃないだろうか。
「僕はいつもこういう役回りなんですよっ!荒瀬先生!」とかね。
だからこそ、ドラマ最大の山場になるであろう第3回バチスタ手術の時に工学士・山田隆一とクレジットが入ったのを見て「良かったじゃん!山田!!」と胸を撫で下ろした。
霧島も伊集院クンじゃなくて、山田の方が陥落させやすかったのに。
(荒瀬のクレジットの時の止め映像。Vサインに見えてしょうがないんですけど)





『第3回バチスタ手術』

正直、
「この子の命は俺達が守ります」
あの場面は胸が締め付けられるくらいグッときた。子供の親ならあそこで土下座して感謝してもおかしくないだろう。
朝田!よくやった!!「行くぞ」と顎で示す藤吉もカッコよかった。





じゃなくて!!





ワタシは慌てて感動を振り切った。そんな場合じゃないのだ。超☆霧島派にとって大事件なのだ!
「軍司〜!!大変よっ!!」
小悪魔に肝抜かしてる場合じゃないぜ、と霧島に呼びかけてしまった。
手術室へ駆け込み「絶対阻止!」と半狂乱になりながら、手術器具を投げ散らかす軍司クンを一瞬想像してしまったのだが、流石はCOOL・霧島。そんな事はしなかった(当たり前だ)
伊集院クンが去った後の「ギラリ」でまだ切り札があるらしい・・と示してくれた霧島。
「どうするの!?霧島ちゃん!」
ホラー・野口と一緒に詰め寄るワタシ(笑)
・・・成る程ね。流石よ霧島ちゃん〜♪ホラー野口も惚れ直す手際のよさ。
開胸したものの凍りつくバチスタチーム。
ククク・・と笑う魔王・霧島。
もう、ここでいいじゃないか。
次回・最終回、霧島の敗北を見るのが辛いっ!!!!!!!







「バチスタの



緊急おぺぇぇぇ〜!?」





ブホッ!
くそう、今回もホラー・野口に持っていかれてしまった(核爆)
あそこで爆笑しなかった人がいるのだろうか!?
今まで手に汗握って見ていた緊迫感があれで一気にとけてしまったじゃないか!(笑いすぎて腹がイタイ)
バチスタチーム横並び大行進なぞ、足元にも及ばぬインパクトだった。
と、思ったら。
ダメだ!
次回のホラー野口が美味しすぎる!!
前言撤回
早く、最終回が見たい。
っていうか、ホラー野口のあの走りが見たい(爆)






とりあえず。
6/17(土)14:00〜のワイルド・一輝(再放送)を見て、一週間の飢えを癒そう。
来週からアキハバラ@DEEPのドラマ感想up致します。
未放映地域の方はネタバレにご注意下さい。(大丈夫!秋にはDVD出ます!)